Making

レグナテックの商品は、すべてが安心・安全な国産品。
豊富な経験と知識を持った家具職人の手によって、一つ一つ丁寧に作りあげられます。

1. 開発
商品の企画・設計は開発部で行います。
インテリアとしての見た目だけではなく、機能性・耐久性・経済性・生産性・可搬性など、様々な側面から検討してバランスのとれた商品となるよう心掛けています。
2. 材料選別・木取り
主にアメリカやヨーロッパから輸入した木材を吟味し、大きな節や材料として使えない部分を避けながら、仕上がり寸法よりも少し大きめにカットします。
カットした材料は、反り・割れの予防として約1週間寝かせます。
また、カット時に発生した端材は、分別してリユースしています。
3. 木目合わせ
天板や前板などになる材料の木目合わせは、商品の仕上りを大きく左右する重要な工程です。
一本一本の木材の表裏や方向などを見つつ、全体のバランスが最良となるように試行錯誤しながら並べていきます。
職人の経験とセンスが光る瞬間です。
4. サンダー加工
木材を平行に集成接着した後、プレナーサンダーで両面を研磨します。
各部材ごとに、長さ・厚さを正確に揃えていきます。
5. NCルーター
曲線のある外周の加工や、角を丸く削る加工、複雑な穴あけ加工などを、NCマシンにより自動切削します。
最適な加工をするためのNCプログラミングや、木材が動かないようにセットする治具を作るなど、高度な専門技術が必要な加工部門です。
6. 研磨
木材の仕上げは、職人の手による研磨作業です。
お客様が家具に触れることをイメージし、研磨ペーパーを粗目から細めに少しずつ変えながら、何度も研磨します。
数値化できない感覚的な作業のため、経験豊かな職人にしかできません。
7. 塗装
ガン吹付けによるウレタン塗装と、刷毛で塗るオイル塗装の、主に二通りの塗装方法で仕上げています。
その日の気温・湿度で仕上がりが左右されるため、塗装専門職人による繊細な感覚で日々調整しながら塗装しています。
トルエン・キシレンなどの揮発性有機化合物を含まない、F☆☆☆☆の塗料だけを使用しています。
8. フラッシュ加工
家具本体の基本となるフラッシュボードは、表面材と芯材より作られます。
特に表面材は家具の顔となるため、貼り付け前に一枚一枚検品しながら作業を行います。
パーツによって芯材の種類や配置を変えており、気温・材質・形状に合わせて接着剤の量や接着の際の圧力も調節します。
9. NCボーリング加工
フラッシュボード等のパーツに、組み立て用の穴加工をNCマシンにより自動加工します。
穴の位置によって部材同士の位置関係が決まるため、微妙な部材厚さのブレを考慮しながら0.1mm単位でプログラムを調整します。
製品完成直前の加工のため、高い精度と確実さが求められる部門です。
10. 組み立て
本体を組立て、戸板・引き出しなどのパーツを取り付けます。
木目は全て左から右へ、下から上へ木目が流れるように合わせながら組み立てています。
本体の色に合わせたネジを使ったり、お客様宅の床にキズがつきにくいよう本体の下に樹脂パーツをつけたり、より品質を高める為の手間を惜しみません。
11. 検品・梱包
キズ・不良箇所のチェックだけではなく、ガラスの汚れや手で触れる所の肌触りなど、細かい面まで一手間かけて検品して仕上げます。
ホコリ防止のビニール、キズ防止の緩衝材などを入れてお客様のもとへ無事に届くことを祈りながら梱包します。
12. 出荷
レグナテックの家具を楽しみに待っていて下さる、日本全国および海外のお客様のもとへ出荷します。
遠方への配送は専門業者に依頼していますが、近隣地域には私達が直接お客様宅へお運びして、お客様の声を商品にフィードバックしています。