特殊加工担当 古賀剛
早くも梅の花が咲く季節となりましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
さて第5回目の今回は、特殊加工を担当する家具職人・古賀剛(こが たけし)にインタビューをおこないました。
マイクが壊れたためゴムハンマーで...。
Q 入社して何年目になりますか?
18年目になります。
Q なぜレグナテックへ入社しましたか??
22歳から木工業界に入って、初めは楽器作りをしていました。
その流れで今のレグナテックを選びました。
Q これまでどんな作業を担当してきましたか?
NC→組み立て→段取り→仕上げ→特殊加工→有明ブランド家具製作 です。
Q 現在担当している仕事について教えてください。
物件だったり特殊加工の家具を担当しています。
物件としては、県庁や図書館、住宅展示場に納める家具を図面から作っています。
また、特殊加工としては主にARIAKEブランドの家具を作っています。
Q 商品へのこだわりや家具を作るにあたり難しいと思うことは?
商品へのこだわりは最終的な美しさ、塗装にこだわりがあります。
難しいのは、大勢の人数で1つの家具を作らないといけないことですね。
内容が伝わっていないと、正確な製品は出来ませんから。
Q 仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?
同じ業界からの声です。
同業者から感動してもらったり、「どうやって作っているの?!」と聞かれるのが
” やってよかったな!!”と思います。
それと、ちょっと語弊がありそうですが” 勝った!”と思ってしまいます。
仕事では勝負をする機会が殆どありませんから、こういう所で自身のスキルを確認する事ができます。
面白さは、自分が思った仕上がりに限りなく近づいたとき。
デザイナーが考えたことが、妥協無く形に仕上がったときが一番気持ちいいです。
Q 仕事をする上で一番大切にしていることを教えてください。
結構いろんな事が大事なので、、、うーん。
強いてあげるなら、やっぱり「人を驚かせたい」という気持ちがずっと心の中にあります。
そうするとほぼ一日中、仕事のことばかり考えていても苦になりませんよ。
休みの日も、なかなか答えが見つからない加工法とか考えています。
Q レグナテックの魅力を教えてください。
メーカーによっては、ラインナップとやり方がほぼ決まっている場合もあると思いますが、
レグナテックは、各従業員が色々考えて仕事をしていく場面も多く、良い経験ができる。
あとは、いい意味で「型にはまってない」こと。
レグナテックに入って一番感じたのはこれですね。そもそも型というものがない。
チャレンジの連続です。
Qリーダーとして心がけていることは?
自分がいなくなっても、周りの人たちが自立して仕事ができるようになること!
Qこれからの抱負を聞かせてください。また5年後の自分はどうなっていたいですか?
一流を育てる!外部から注目される人を作りたいです。
5年後…難しい質問です。
53歳の自分は、現場全体の指導者になっていたいですね。
物件は、その場所にあった家具をお客様のご要望に合わせて考える作業から始まり、製作に入ります。
経験や知識、アイディアや想像力がないと難しい事だとインタビューをして感じました。
試行錯誤し完成した家具は、きっとみなさんの生活を豊かにしてくれるものだと願っています。
つづく。
広報:Y