水平ボーリング担当 正嶋了
本年も私たちの木の家具が好きな家具職人ひとりひとりを紹介していきますので、ぜひご覧ください。
さて第4回目の家具職人は、水平ボーリング加工担当の
正嶋了にインタビューを行いました。
Q まず水平ボーリング加工とはなんでしょう?
平面部材(板)に専用の機械を使って水平方向に加工することだよ。
なるほど。組み立て後の姿を左右する重要な加工ですね。
Q 入社して何年目になりますか?
25年目になります。昨年25年勤務の表彰を受けました!自分でもびっくり!
Q なぜレグナテックへ入社しましたか??
子供ころは大工さんになりたかった。
以前は焼き物の営業をしていたけど、やっぱり自分で物を作りたいと思い
木材をあつかうこの会社に入りました。
Q これまで何の作業を担当してきましたか?
サイザー(圧縮した端材の4辺をカットする作業)
縁貼り加工(材料の周辺に塩化ビロールや木製ロールを貼る作業)
NC(木材を多面方向からの切削を行う)
仕上げ
ベニヤ(ベニヤカット)
水平ボーリング加工
技術指導
Q やりがいを感じたことは?
仕事の内容が趣味みたいなもんなんで仕事全般にやりがいを感じる
Q 仕事をしていて良かったことは?
最近では、SDGsの一環で、製造時に出る端材を再利用して好きなものを作る課外活動「端材クラブ」を開設して、
みんなで自分の作りたいものを作らせてもらっていること。
後は先日、娘の引っ越しがあって組み立て家具をそれなりに素早く組み立てられたよ。
娘には「さすが!」って、感謝されたよ。
ほかには、孫におもちゃを作ってあげられることかな。
お孫さんへの木馬!!ステキです!
彼ならではのプレゼントで、お嬢さんもお孫さんも大喜びですね。
Q 商品へのこだわりは?
最近歳のせいか目が見えづらくなってきたので、明るい場所で商品をチェックするようにしているよ。
それと家具製作の基本を大切に商品にとって無理のない加工を心掛けている。
シンプルイズベスト!もしくは一発勝負!
Q 難しいと思うことは?
塗装だね。
あまりしてないんで経験が浅いから難しさを感じる。
あとは25年やっていても無垢のあつかい方(反りや割れ)がまだまだかなー。
Q これからの抱負をお願いします。
死ぬまで何かを作っていきたい!
若い人たちにも物作りの楽しさと作る方法を伝えていきたいねー。
いかがでしたか?
職人正嶋了は25年の経験と高い知識を活かしながら、現在水平ボーリングを担当しています。
また端材クラブでは、自分たちが作りたいものの工程をわかりやすく教えてくれる先生です。
つづく。
広報:Y